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ニュース
東京都市長会多摩地域で
OpenRoamingを利用した避難所運営の体験会
8月4日、「多摩地域における行政のデジタル化(防災DX)」の一環として、「ポケットサイン」(注1) を利用した避難所受付体験会が、国分寺市立第四小学校(体育館)で開催され、多摩地域15自治体、36名の防災・危機管理関連部門の職員が参加しました。
複数自治体が一斉に参加する避難所受付体験で、災害時における避難所運営の効率化・利便性向上を体験する機会となり、特にOpenRoamingを利用したシステムでは圧倒的な便利さ実感することができました。
会場では、避難所受付を模擬的に再現し、災害時に「安全かつ迅速な避難」と効率的な「避難所運営」をサポートする機能を搭載したサービス「ポケットサイン」を利用し、各自治体の職員が避難者側、受付側の双方の立場で体験を行いました。
この日用意された避難所受付手段は、紙 、QRコード、オフライン、 Wi-Fi自動チェックインの4つで、順番に体験を実施。
最初は、従来型の方法として利用されていることも多い紙の受付カードによる体験を実施。避難者は紙に必要事項を記入する必要があるため、相当の時間が掛かりました。また、受付をする自治体側も、カードに記入された情報を手入力でリスト化する作業があるため、時間がかかることに加え、入力ミスの可能性もあることを体感しました。
次いで、QRコードを活用した方法では、避難者はスマートフォンで用意されているQRコードを読み込むだけの作業であるため、受付が断然スムーズであることを実感しました。
さらに、オフライン受付では、有事の際にモバイルネットワーク網が断の状況でもスマートフォンアプリが立ち上がり、自身のQRコードを表示して職員のPCカメラで読み取り受付をすることでデジタル受付ができることを体験しました。
これらの方法では、受付を実施する自治体側でも、手入力なしでの避難者リストの作成が可能であるため、双方にとって効率的であり運用負担が軽くなるメリットもあります。
最後に、Wi-Fi自動チェックインでは、施設に設置されているWi-FiアクセスポイントがOpenRoamingに対応していれば、避難者がなんの手続きを行わなくても、避難所に着くだけで、自動的に登録されることを体験しました。
意識することなく接続が可能である、Wi-Fi自動チェックインの桁違いの速さに参加者からは驚きの声が聞かれました。
本体験会は東京都市長会による「多摩地域における行政のデジタル化(防災DX)」(KDDI)の一環として行われ、運営にあたったのはWi2(ワイヤ・アンド・ワイヤレス)とポケットサイン。有事に備えるWi-Fi環境整備と防災業務のDX化に向け、両社が協力の上ソリューションの体験が行われました。
(注1)
ポケットサイン株式会社について
ポケットサイン株式会社は、公的個人認証(JPKI)を活用し、行政・企業・市民をつなぐ“信用のインフラ”を提供するスタートアップ。主力の「ポケットサイン」は、防災や地域ポイント、広報などの行政サービスを一つのアプリに集約。マイナンバーカード対応やミニアプリ連携により、全国で70万人以上が利用。開発基盤「PocketSign Platform」では、本人確認やミニアプリ開発を支援し、官民の幅広い連携を可能にしている。
ポケットサインは、デジタルの力で信頼と安心を届ける社会インフラの実現を目指している。
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