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趣味と仕事
「不便」を楽しむ登山で「便利」を考える

NTTアドバンステクノロジ 中里光弘

上りと下り

趣味というほどのものではないのですが、体調管理のため(?)、よく登山に出かけております。
携帯電話が通じないような山行もありますが、その場合は「不便を楽しむのも一興!」と勇んで登っています。
しかしながら特に冬は日が暮れるのも早く、この時期は毎回下山時には心細さを感じながら降りてくるといった次第です。

不便と便利

あえて不便な自然環境の中にいるわけですから、それを心して登っている訳ではありますが、登山中にポツンと人工物(電力会社の鉄塔とか防災行政無線のアンテナとか)が建っているのを見るとなにかホッとします。

それと「よくまあこんなところに・・・」と感心するとともに建設した方々の当時の苦労が感じられ、「便利の提供」がこのようなところで行われていることについて、何かしら大きなテーマが頭に浮かんでくることもありますが、いつも下山後の一杯で跡形もなく消えてしまいます。

便利の提供

当方の仕事の中にも「二度と行けない」または「二度と行きたくない」自然の濃い場所での各種無線システムの置局設計があります。
実際に現地に入り、風雨にさらされての電波伝搬調査も少なくありません。
置局設計自体は後に残って皆様の目に入るものではないのですが、「便利の提供」にお役に立てればと考えています。


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