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趣味と仕事
テニスライフ  ~趣味と仕事をつなぐ~

株式会社 NTTドコモ 井田 雄啓

「趣味と仕事」というテーマをいただきましたが、仕事につながる趣味がなかなか思い浮かびません。そこで、私が長年続けているテニスについてお話ししたいと思います。
テニスを始めたのは中学校の部活がきっかけです。最初は軟式テニスからスタートし、大学に入ってから硬式テニスへ移行しました。途中で休んでいた期間も多少ありますが、今では40年以上続けている趣味となり、まさに人生(ライフ)の一部になっています。

軟式テニスと硬式テニスの違い

軟式テニスと硬式テニスの両方をやってきていますので、その違いをご紹介します。テニスといえば、一般的にはウィンブルドンなどで中継される硬式テニスを指すことが多いですが、もうひとつの軟式テニスは中学校の部活動として採用しているところが多く、私も中学・高校では軟式テニスに取り組んでいました。私が住む横須賀市では、軟式テニスが盛んで、大人でも楽しんでいる姿を見かけます。

主な違い
• ボール:硬式ではゴム製のコアにフェルトで覆われている。ボールの内圧の劣化を防ぐため密封された缶で販売されていることが多い。軟式ではゴム製のボールで、専用の空気入れで補充可能
• ラケット:形状は似ているが、硬式のボールを軟式ラケットで打つとすぐに壊れるほど強度が異なり、軟式の方が軽い
• コート:同じものを使うが、硬式はネットの中央が15㎝ほど低い、一方で軟式は水平
• ルール:大きな違いはないですが、硬式テニスは「15・30・40・ゲーム」とポイントを数え、軟式テニスは「1・2・3・ゲーム」と数える。細かいところですが、ダブルスのサーブの順番が異なり、硬式では1人がそのゲーム中ずっと打つのに対し、軟式ではサービス側の2人が2本ずつ交代で打つ

ガット(ストリング)

ガット(ストリング)はボールに直接触れるため、とても重要な役割を持っていることは言うまでもないですが、ガットの素材やテンション(張り具合)によって、ボールの飛び方やコントロール性能が大きく変わるものになります。

主な素材の種類
• ナチュラルガット:動物の腸を加工した高級ガット。打感やテンション維持力が高い
• ナイロンガット:価格が安くバランスが良いため、一般的に広く使われる
• ポリエステルガット:耐久性が高く、スピン性能に優れる
ナチュラルガットは他のガットに比べると2倍近い値段で工賃まで考慮すると諭吉さん(今だと、渋沢さん)が見えてくる値段になります。ガットは消耗品で短いと1か月程度で切れてしまうこともあり、私も1度使ってみましたが、テニス自身が上手になるわけでないので、今では耐久性のあるポリエステル製を愛用しています。
テニスガットのテンション(硬式)は、40~60ポンドで、テンションが低いとボールはよく飛び、高いとコントロール性能がよくなります。テニスが上手な方は、飛びはパワーで補い、コントロール性能をあげるために高いテンションを利用することが多かったようです。ただし、高いテンションは肘などに負担もかかるところが難点になります。自身が若いころは、憧れてから無理に高いテンションにしていましたが、最近のトレンドでは低いテンションが流行っているらしく、それにのっかることで体も心も楽になりました。

勝つために

健康維持のためにテニスを続けていますが、試合に出で勝つことも目標にしています。現在は週末に仲間と公営コートを借りてプレーしたり、テニススクールに週1回通ったりと、積極的に取り組んでいます。テニススクールには20年以上通っていますが、技術の成長は大分前に止まっていますので維持のためと言う方が近いかもしれません。それでも試合で勝てば爽快ですし、負けると悔しいので、常に勝ちを目指して取り組んでいます。
プロ選手の試合では、鋭いボールでエースを決める場面が多く見られます。しかし、一般プレーヤーの試合ではエースよりもミスでポイントが決まることが圧倒的に多いのが実情です。そのため、いかにミスをしないかが重要で、私の戦術は「つなぐテニス」です。コートを走り回りながら、ミスなくボールを返し続けることで、相手のミスを誘います。派手なプレースタイルではありませんが、私にとっては最適な戦術です。その結果、試合時間は長くなり、勝ったときの爽快感より疲労感でありますが。
奇しくも、私の勤務先であるNTTドコモのブランドスローガンは「つなごう。驚きを。幸せを。」ということで「つなぐ」ことを掲げています。ここにきて、ようやく趣味と仕事を「つなぐ」ことができました!
改めて、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

イベントで展示用のラケットでボレーのポーズ。
後ろにあるものが本物ですので、2倍ぐらいの大きさ

 


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