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趣味と仕事
同期入社の仲間たちとの時間

ヤマハ株式会社 鈴木 俊太朗

ヤマハと聞いたとき、皆さんは何を思い浮かべるのでしょうか。Wi-Bizのメルマガを購読されている皆さんなら、ヤマハを「ネットワーク機器」のメーカーとして認知してくださっている方もいらっしゃるのかなと推察しますが、世の中の大多数の方々はきっと「楽器」や「バイク」を想像すると思います。
かく言う私もその一人でした。小学生の頃に楽器を始め、高校・大学・大学院と吹奏楽部・吹奏楽サークルに所属していた私は、ヤマハといえば楽器メーカーだと思っていました。(その後就職活動をする中で、ヤマハが無線LANアクセスポイントのメーカーでもあったということを認識し、やがてそれを開発する立場となるのですが、今回それは置いておいて……)
私と同期入社の仲間たちも、何らかの音楽を経験して入社してくる方が多いです。今回はそんな同期たちとの休日の過ごし方について書いてみたいと思います。

多才な同期たちと演奏を楽しむ同期ライブ

私のヤマハ(株)の同期入社の仲間たちは50人程度いて、そのうちの9割くらいは何らかの音楽を経験しています。ピアノ・エレクトーンを弾く人、オーケストラ・吹奏楽団やジャズ楽団に所属し管弦打楽器を演奏していた人、ギター・ベース・ドラム・キーボードなどでバンド活動をしていた人、合唱やアカペラで歌っていた人、ニッチなところで言うと作曲していた人、音・音楽を研究の対象としていた人、音楽ライブの裏方をしていた人、自分でオカリナ作っている人……など、本当に様々なバックグラウンドを持ち、多才な同期がいると言って良いです。音楽を通らずに入社してきた人の中にも、他の同期に触発されて楽器や作曲を始める人もいました。

そんな同期たちと不定期的に開催しているのが「同期ライブ」です。同期内でバンドやアンサンブルを組み、自主的に小さなライブハウスを借りて、自分たちの好きな音楽を、好きなように発表し合う場です。

 

バンドを組んで演奏する人たちがいたり

 

ウインドシンセサイザー使ってT-SQUAREのコピーバンドをやる人たちがいたり

 

もちろん観客もみんな同期

 

私の担当楽器は「チューバ」という大きな金管楽器です。吹奏楽では一番低い音を出し、バンドを支える楽器です。同期とは、金管五重奏のアンサンブルを組んで同期ライブに出演しています。金管五重奏の一般的な編成はトランペットが2人、ホルン、トロンボーン、チューバが1人ずつの計5人なのですが、これが50人程しかいない同期入社の仲間の中にちょうどいたのです。一般的な企業ではまず有り得ないし、ヤマハの中でもきっと珍しいことだと思います。奇跡的な出会いです。

 

中央がチューバ ぐるぐると巻いている大きな金管楽器です

 

最近では同期ライブの枠を超えて、アンサンブルメンバーの結婚式でも演奏しました。晴れの舞台で演奏させてもらえるのはとっても有り難いことです。

 

ホルン担当の同期の旦那さんと記念写真

 

同期ライブに話を戻すと、2018年に入社して以来、約5年で5回の同期ライブを開催できました。コロナ禍の間はなかなか難しかったのですが、2022年末に久しぶりに開催できて、多くの同期としばらくぶりに顔をあわせ、楽しい時間を共有できました。
この4月から入社6年目になる同期たち。仕事にプライベートにどんどん忙しくなり、大人数で顔を合わせる機会はもうなかなか無いのですが、同期ライブのおかげで直接会って近況を言い合えたりできています。今後も続けていけたらいいなと思います。

 


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