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年頭挨拶
企画・運用委員会

企画・運用委員会委員長杉野文則

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、企画・運用委員会は、この2年半ほど、本来の企画・運用との名前はいただいておりますが、実質「00000JAPAN」の整備、運用を進めておりました。
これは、皆様もご存じの通り、この2年半、地震、台風等と、日本は大きな災害に見舞われ、同時に「00000JAPAN」の災害時の重要性が高まったわけですが、無線LANビジネス推進連会が法人化され、企画・運用委員会の本来の「企画」部分もさらに重要となり、発展的に企画・運用委員会から、「00000JAPAN」の実行部分を独立させ、本来の無線LANの業界団体としての「企画・運用」を昨年10月から担当することとなりました。

現在、会員皆様、世の中の要求に応えるため、どんなテーマを企画し、運用すべきかを主要メンバーと議論しているところです。
その中で運営会、勉強会、アンケート等を通して、会員皆様のご意見を頂戴して、新しい取り組むべき候補を模索中です。
現在までに、以下の3つのテーマについて議論が進んでおります。
1つは、無線の見える化の議論です。
無線LANも含めて、無線はドローン、製造業、観光、ホームネットワークほかで注目されておりますが、目に見えないものなので、ある日無線で動く機械が突然止まっても原因がつかみにくいような、無線独特の問題があり、これらの問題を解消すべく、業界団体として何かできるのではないということです。これにつきましては、昨年12月24日、「無線の見える化セミナー」を開催して、皆様に強い関心いただいてることを確認しました。引き続き、中身を議論して参ります。

2つめは、無線機器の国内での効率的な利用と、海外から日本に入ってくる機器の取り扱いに関しての議論です。現在、日本には、電波の効率的な利用促進のために、技適制度があります。この制度が一部緩和され、180日間は、一定の条件を満たせば、国内に持ち込むことができるようになりました。これらの制度および海外の事例を参考に、無線LANに関わる皆様からご意見をいただき、よりよい環境が実現できればと思っております。1月から2月の中で、これに関するセミナーを企画し、皆様のご関心度を確認し、議論できればと思っております。

3つめは、無線LANビジネス推進連絡会の本格的な活動の中核委員会としての機能です。
昨年、無線LANビジネス推進連絡会が法人化され、より活動範囲を広くできるようになりました。しかしながら、当団体は、専任スタッフも少なく、財政基盤も盤石ではありません。

そこで、企画・運用委員会が本団体の中核委員会として、関係各署、関係委員会との調整をはかれば、無線LANビジネス推進連絡会をさらなる発展させ、会員、業界、世の中のためになるのではないかと考えております。

この他にも、皆様から多くの意見を頂きながら、企画・運用委員会が取り組むべきテーマを早急にまとめたいと思っております。

皆様には、近日、委員会メンバーを募集すること人なろうかと思いますので、是非、無線の未来のために、積極的にご参加いただければ幸いです。
また、皆様には、引き続き、よろしくご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。


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