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活動報告
北陸総合通信局が金沢で「防災等に資するWi-Fi環境整備に関する説明会」開催「00000JAPAN」の運用事例をWi-Bizから提起

北條 博史

3月1日、北陸総合通信局主催の「防災等に資するWi-Fi環境整備に関する説明会」が石川県金沢市で開催され、Wi-Bizから「00000JAPAN」に関する講演を行いました。

本説明会は、平成28年12月に策定・公表された「防災等に資するWi-Fi環境の整備計画」に基づきWi-Fi環境の整備を推進する活動の一環として、今後、事業を実施する地方公共団体に施策の説明や整備事例の紹介を行うため開かれたもので、Wi-Bizの講演は9月の松本市に続き2回目となります。

冒頭、北陸総合通信局情報通信振興室の市川室長のご挨拶が行われ、その後、3つの講演が行われました。3番目の講演がWi-Bizからのものです。ご挨拶及び講演内容は以下の通りです。

ご挨拶

(総務省 北陸総合通信局情報通信振興室 室長 市川様)

石田総務大臣から全国の自治地に向けて「Sociaty5.0時代の地方」と題して1月にメールが送られてきました。IoTや5Gなどの新たな革新的技術を活用・導入して地域の活性化を推進するためメールマガジンをスタートするという趣旨です。

2月には早速第2号が送付され、全国の新技術活用事例の紹介がありました。Wi-Fiは教育や災害時の通信手段として有用な通信手段であるため、Wi-Fiを導入する自治体を支援するため今回の説明会を開催しました。

公衆無線LAN環境整備支援の推進について

(総務省 地域通信振興課 主査 輿石様)

冒頭、「来年度が防災に資するWi-Fi環境の整備事業の最終年度で、各自治体はぜひ今月末の締め切り(3/29)までに申し込んでもらいたい。また、教育関係では新たにプログラミング教育が小中学校でスタートしたため、Wi-Fiを、平時は教育に、災害時は避難所の通信手段として使うという形が取れます」というコメントからスタートし、これまでの全国整備の状況、無料のセキュリティオンライン講座の情報、さらには効果的な整備事例やランニングコストを軽減する手法など、補助金を申請しようとする自治体に必要な、具体的な幅広い情報提供がありました。

岩手県一戸町における公衆無線LAN環境の整備と活用

(岩手県一戸町まちづくり課 主任 來田様)

講演者の來田(らいでん)主任は、いったん就職した民間企業を4年で中途退職し、一戸町まちづくり課に入庁(再就職)した異色の経歴の持ち主です。東日本大震災の被災及び第一子(長女)誕生が転身の背中を押したそうです。

講演の内容は以下の通りです。

一戸町では、平成22年の年末年始豪雪や東日本大震災時に、停電及び非常用電源の燃料の枯渇などでITシステムが停止し、役所における情報の空白時間が発生したことが大きな課題となりました。

それを受けて、多様な通信手段を確保するため、平成25年、26年に国のWi-Fi整備事業を受けてWi-Fiの整備を開始しました。さらに、平成28年、29年には岩手県の経費、平成30年には再び国の支援事業を受けて小中学校のWi-Fiの整備を行い、補助金を効果的に活用した自治体の事例として紹介されました。

その間、平成28年の台風10号で発生した洪水災害において00000JAPANを発動し、活用事例として総務省にも紹介されました。

防災等に資する公衆無線LAN整備の動向

(無線LANビジネス推進連絡会 会長 北條)

前回の松本市で行ったのとほぼ同様の内容で講演を行い、00000JAPANのこれまでの取り組み・活動と、災害による発動実績の状況などについて説明しました。

また、今年改正予定の00000JAPANガイドラインに基づき、自治体が00000JAPANを利用するまでの手続きや00000JAPANの発動基準や手順についてもこれまでの実績を踏まえて説明しました。來田さんの講演の中でも00000JAPANの発動実績の紹介があることなど、00000JAPANの認知度が向上する機会となりました。

講演の後には、個別説明会などがあり、参加自治体メンバの補助金申請についての質問に総務省の方々が回答をする時間も設けられました。

     司会の長野経済研究所の中村部長              講演風景

 

    JR金沢駅(芸術的なフォルム)         会場のTKP金沢新幹線口会議室


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