目次ページへ

 

新製品紹介
シスコシステムズ ワイヤレスコントローラ「Catalyst 9800 シリーズ」
APIを使って誰でも簡単に「00000JAPAN」発動

シスコシステムズ 前原朋実

良いとこ取りのワイヤレスコントローラ

シスコはワイヤレスコントローラ「Catalyst 9800シリーズ」の販売を開始いたしました。
シスコをご存知の方にとっては「Catalyst?スイッチでは?」と思われる方も多いと思いますが、れっきとしたワイヤレスコントローラで、これまでのシスコワイヤレスの実績や経験、CatalystスイッチやISRルータで使われているIOS-XE機能の両方の良いとこ取りをした製品です。

「Catalyst」への名称変更には、ネットワークは全体で考慮していくべきで、特にキャンパスは有線/無線で区別する時代から、ひとつのキャンパスネットワークへ、という意味が込められています。

ひとつのキャンパスネットワークとは、ひとつの箱にスイッチとワイヤレスの機能をまとめるということではなく、それぞれが専門分野に特化することできめ細やかな設定やパフォーマンスを維持しつつ、操作性やログ情報収集の手法、セキュリティ機能などを共通化していくことで、導入の容易性やネットワークの管理性を向上させるということです。

「ひとつのキャンパスネットワーク」がコンセプト

前置きが長くなりましたが、「ひとつのキャンパスネットワーク」にはAPIも含まれます。OSが共通なので、APIもスイッチとワイヤレスで同じように利用可能です。そのAPIを使って、今回は「00000JAPAN」を Cisco Webex Teams のチャットから発動させる、というソリューションをご紹介します。

Cisco Webex Teams とはシスコのチームコラボレーション製品で、チャット、会議や資料共有など様々コミュニケーションの場面で使われるクラウド製品です。今回はこの中のチャット機能を利用して、SSIDの作成、有効、無効、削除を一言メッセージにするだけ、というソリューションです。

実際にどのように動作するかは、下記ビデオをご参照ください。

URL:https://youtu.be/yLgb-fhWdZg

緊急時に戸惑うことなく操作可能

このソリューションにより、下記のようなメリットが得られます。

  • Catalyst 9800 の専用画面にログインする必要がないので、IT関係者でなくても設定可能
  • 普段使いのチャットツールを利用するので、緊急時に戸惑うことなく操作可能
  • PCに加えてCisco Webex Teamsモバイルアプリもあるので、現地に行かなくてもどこからでもスマートデバイスで設定可能
  • チャットグループを作成して複数の人をグループに入れられるので、特定の一人に依存することがない
  • チャットツールでのやり取りなので全てが「履歴」となり、いつ、誰が「00000JAPAN」を発動したか瞬時にわかり、確認作業などが不要
  • チャットツールなので「00000JAPAN」を開始・停止するタイミングなどを議論する場としても利用可能

チャット画面で例えば「開始」や「停止」など特定のメッセージ(コマンド)を入れると、Cisco Webex TeamsのBot 機能によりCatalyst 9800 でメッセージに応じた設定が実行されます。

このメッセージ(コマンド)は自由にプログラムできますので、状況に合わせて変更可能です。もちろん、日本語入力もできます。尚、MerakiもAPIを持っていますので、同じことができます。

IOS-XE のプログラマビリティについて、より詳しく知りたい方は下記をご参照ください。スイッチを例にしていますが、基本的な仕組みは同じOSのため共通です。

シスコブログ:Open IOS-XE のプログラマビリティ

「00000JAPAN」が発動される時は当然ですが災害時であり、つまり、いつ、誰が、どこで被災するかわかりません。そのため、いつでも、どこからでも、グループ内の人なら誰でも操作できる、というのは重要な点だと考えています。また、API 以外にもCatalyst 9800 はワイヤレスコントローラとして様々な面で進化していますので、ぜひ一度弊社担当営業までご相談いただければ幸いです。

Cisco Catalyst 9800 シリーズ ワイヤレス コントローラ


目次ページへ

■Wi-Biz通信(メールマガジン)の登録はこちら