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新製品 東陽テクニカ VeEX社製「WX150」
Wi-Fiだけでなく2.4/5GHz帯域を見える化

東陽テクニカ 情報通信システムソリューション部 西尾 由起

株式会社東陽テクニカは、”はかる“技術をコア・コンピタンスとし、情報通信、機械制御/振動騒音、物性/エネルギー、EMC/大型アンテナ、海洋/特機、ソフトウェア開発支援、ナノイメージング、メディカルシステムにおいて最先端の測定機器・技術を提供しております。

情報通信部門においては、無線/有線ネットワークの様々な測定機器を取り扱っており、今回はWi-Fiフィールド測定ツールについてご紹介いたします。

フィールド調査に最適な可搬型測定ツール

新製品VeEX社 WX150は、持ち運びしやすいハンディタイプ(18cm x 18cm x 8cm)、バッテリ駆動のWi-Fiモニタツールです。無線LANの状況をリアルタイムにモニタリングするだけでなく、スペクトラムアナライザ機能により、無線LAN以外の干渉信号源の把握までこれ1台で可能です。

 

Wi-Fiの見える化

AP/クライアントスキャン

AP/クライアントのSSID、最大レート、MACアドレス、電波強度、ノイズレベル、SN比、使用チャネル、セキュリティ設定をリスト化し、無線LANの状況を一目で確認できます。

 

APグラフ

各APが、どのチャンネルに電波を出しているかを画面上に表示します。これにより、無線LAN同士で帯域が重なることによる干渉を防ぐヒントになります。

 

チャネルビュー

チャネル毎に、利用されているAP数や、チャネルの使用率を表示します。各チャネルを選択して、さらに詳細な情報の表示も可能です。

 

信号レベルビュー

各APの信号強度を時系列グラフで表示することができます。データを表に表示させることも可能です。

 

2.4/5GHz周波数帯域の見える化

Real-Time FFTグラフ

周波数ごとの電波の信号強度をリアルタイムに表示します。周波数の利用状況を確認できます。

 

Waterfallビュー

周波数ごとの電波強度を色分けして時系列表示します。特定周波数での継続的な信号、周波数ホッピングのような全域に及ぶ信号などの情報を確認できます。

 

シグネチャ表示機能

Real-Time FFTグラフに表示される電波の形について、代表的な干渉源の電波の形の例を表示します。
無線LANなのか、それ以外のデバイス(コードレス電話、ブルートゥースなど)なのかの判別に役立ちます。

 

上記以外にもパフォーマンス試験機能により、スループット試験を実施することも可能です。
Wi-Fi構築に向けたフィールドでの事前調査、構築時の調査等、幅広く利用することができるツールとなります。

また、弊社では様々なネットワーク測定機器を取り扱っております。

■ VeEX社製「WX150」紹介ページ
https://www.toyo.co.jp/ict/products/detail/wx150.html

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連絡先
株式会社東陽テクニカ
情報通信システムソリューション部
E-Mail:ict_contact@toyo.co.jp
https://www.toyo.co.jp/ict/


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