新サービス NECネッツエスアイ
「WeChat Wi-Fiサービス」連携で国内初のサービス提供へ実証実験

NECネッツエスアイ 戸田 靖

NECネッツエスアイは、2017年7月20日、中国で広く利用されているスマートフォン向けSNSアプリケーション「WeChat(ウィーチャット)」と連携した日本国内におけるWi-Fiインターネット接続サービスおよびWeb広告サービス提供開始に先立ち、実証実験を開始しました。
本サービスの提供は、Tencent社公式の「WeChat Wi-Fiサービス」としては日本初となります。

海外で高い広告効果の「WeChat Wi-Fiサービス」

WeChat Wi-Fiサービスは、ユーザーがWeChatアプリからQRコードを読み込むだけで簡単に無料Wi-Fiを利用できるサービスです。中国では2014年から開始されており、2016年には韓国でも開始され、高い広告効果をあげています。
日本国内においても中国人観光客向けの有効なO2Oサービスのプラットフォームとして、Web広告サービスなどの基盤への活用が期待されています。

広告掲載による店舗売り上げに貢献

訪日外国人のニーズは無料Wi-Fiと、クーポンや現地情報の取得が全体の約50%を占めています。
本サービスは、自国で日常的に利用しているアプリをそのまま利用することができるため、ユーザー情報の新規登録やWi-Fi接続専用アプリのインストールは不要となります。

このような利便性の良さから日本国内での利用が高まるに連れ、情報メディアとしての向上が想定されます。本サービスを利用する際に表示されるメインページのバナー広告欄に様々な広告を掲載頂くことで、訪日外国人の広告店舗への誘導による集客・売上へとつなぐことが可能となります。

銀座エリアで実証実験による効果測定を実施

この度の実証実験は、2017年10月から開始する本サービスの提供開始に先立ち、Wi-Fiインターネット接続サービスの利用およびWeb広告サービスの効果測定を行うものです。
本実証実験を通じて得られた成果をもとに、Wi-Fiインターネット接続や広告/クーポン配信サービスのみならず、訪日外国人を重点顧客領域としているリテール/サービス企業に対し、マーケティングデータの提供や効果的なWeb広告サービスの提供およびWeChat上で動作するミニプログラム等と連携した各種IoTサービスの提供などサービスメニューの拡大を図ります。

提供エリアは順次拡大予定

NECネッツエスアイは、訪日外国人の利便性向上および広告価値拡大に向けWeChat Wi-Fiサービスの提供エリアを全国主要都市に順次拡大していく予定です。
併せて、提携先事業者様を探しております。「自社展開設備を利用し収益を得たい」等、少しでもご興味がありましたら、お問い合わせ下さい。


【実証実験 実施概要】
◆日  時 :2017 年7月20日(木)~9月14日(木)
◆場  所 :ラオックス銀座本店、ロッテ免税店東京銀座店、
東京タワーツーリストインフォメーションセンター
(東京タワー フットタウン3階)
◆想定利用者:主に、WeChatを利用しており、訪日時にWi-Fiインターネット
サービスを利用したい中国人観光客。
◆サービス :無料のWi-Fiインターネット接続、広告/クーポン配信サービス
◆広告主  :ラオックス株式会社、株式会社ロッテ免税店JAPAN
プレスリリースについては以下URLをご参照ください。
http://www.nesic.co.jp/news/2017/_20170718.html


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