~趣味と仕事~「学生時代のキャンプボランティア」

キャンプファイヤーの炎と子供の歓声        Wi-Biz事務局 森岡

夜間の大学に通っていた20代半ばまでの4年間、生まれ育った町のキャンプ場でボランティアをしていました。
兵庫県芦屋市青少年教育キャンプ場、通称『芦屋村』。芦屋川を芦有ドライブウェイ沿いに上流に遡り、芦屋ゲートから細い山道を辿り、15分くらいのところにありました。キャンプ場の直ぐ上にごろごろ岳(565.6m)があります。
小学生から高校生まで子供の家族も参加するファミリーキャンプで、夏の2ヶ月、子供の歓声が止まない小さな手作りのキャンプ場でした。特にキャンプファイヤーは、薄暗くなった山間のファイヤー場に突然太鼓がとどろき、インディアンに扮した大学生が芦屋の山ノ神に祈ると、樹木の間から火矢が飛んできて、ファイヤーが自動点火する。初めて参加した子供たちは、そのファイヤーの火に虜になってしまいます。大学生のリーダー達もその虜になった人達ばかりでした。青春のファイヤーの火、今も忘れません。
神戸の震災の後、閉山され、7~8年前に全ての建築物も撤去され、テントサイトの後には植樹もされ、日々、元の赤松の自然林に変貌していっています。

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