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活動報告
「Matter」のセミナーを初開催、技術解説と市場展望を
熱く語る

企画・運用委員会 副委員長 土屋 貴嗣

11月27日、企画・運用委員会主催で「スマートホームの無線通信規格「Matter」を活用した新しいワイヤレスネットワークの実現」をテーマに第16回企画運用委員会セミナーをオンラインで開催しました。
無線ネットワークの1つとして、ホームネットワークのスマート化を実現する通信規格「Matter」に焦点を当て、その技術的側面や実際のユースケースなどについて3名の講師の方よりご講演をいただきました。Matterは異なるメーカーのデバイスやプラットフォーム間の相互運用性を実現し、ユーザー体験の向上とスマートホーム市場を拡大促進するものであり、多くの方の視聴いただき、また数多くの質問をいただくことができました。講師の方にも時間の許す限りQAセッションでご回答をいただきまして、たいへん有意義なセミナーとなりました。

開会挨拶

冒頭、無線LANビジネス推進連絡会の企画・運用委員会 吉田 英邦 委員長よりご挨拶をいたしました。
スマートホーム市場はここ数年で急速に拡大しており、従来はメーカーやプラットフォームごとに異なる規格が乱立しており、互換性の問題が普及の大きな障壁となっていました。この課題を解決するために誕生したのがMatterであり、通信方式としてはWi-FiやEthernetに加え、低消費電力にすぐれるThread、BLEなどを活用します。これによりユーザーはプラットフォームを気にせずに自由に機器を選ぶことができます。
現在、GoogleやApple、Amazonなどの主要企業がMatter対応を進めており、さらにIKEAなどのメーカーも対応製品を発表しており、スマートホームの一層の普及を加速させると期待されています。
応用分野も照明やセンサー以外に、スマートロックや大型家電、さらにはエネマネやEV充電器にまで広がっています。Matterの普及はAIとの連携による文脈を理解するスマートホームへの進化も視野に入っています。今後は住宅、介護、物流などの幅広い分野での活用も期待されます。
ぜひこの機会にスマートホームの未来を一緒に考え、業界の新しい未来を探ることができれば幸いです、とのお話しがありました。

 

 

スマートホームのグローバルオープン標準Matterの概説と今後

1つ目の講演では、X-HEMISTRY株式会社 代表取締役、Connectivity Standards Alliance 日本支部代表の新貝 文将 様より、スマートホームのグローバルオープン標準Matterの概説と今後と題してご講演をいただきました。

 

X-HEMISTRY株式会社
代表取締役 新貝 文将 様

 

1.SMART HOME 2.0の時代へ

【スマートホーム2.0の特徴】
この大部分をMatterが担っています。その他にもThreadなどさまざまなテクノロジーでスマートホーム2.0は形成されています。

  • つなぎたいものが、当たり前のようにつながる
  • 初期設定でつまずかない
  • 誰にでも使える
  • セキュリティやプライバシーも安心
  • パーソナライズができる

【Matterとは】
これまで、ZigbeeとZ-Waveという2つのデファクトスタンダートがありましたが、その互換性が大きな課題であり、それに対して業界全体で標準化を進めたのがMatterになります。Connectivity Standards Alliance (以下、CSA)の活動は33社のプロモーター会員が先導しており、実質的にもApple、Amazon、Googleが作った規格と言われています。
CSAにはグローバルでは約900社近い企業が参画しており、そのうち実はアジア・パシフィックが最大勢力となり、この3年でこの規模に膨れ上がっています。CSAのWGとしては、Matter、Aliroさらにセキュリティ(Product Security)などの取り組みを進めています。日本支部は外資系を含めて70社ほどが参加、そのうち日本企業は40社ほどになります。

2.基礎編:なぜMatterが普及するのか?

【ユーザー視点】

  • スマホが標準サポート:Apple、Googleの2大OSが標準サポートしている
  • セットアップが簡単:QRコードのスキャンによるセットアップ(製品にQRコードが同梱)、SSIDやパスワードがバックグラウンドで自動設定される。
    メーカー視点ではMatter対応するだけで複数のプラットフォームに接続できるメリットがある(MultiAdmin)
  • わかりやすい目印:規格の統一が爆発的な普及のカギとなる。またロゴが普及には重要な要素
    Matter=自宅につながる目印
  • 安心セキュリティ:ベストプラクティスを仕様に盛り込んでいる。ブロックチェーンライクの管理を導入(DCL)、不正な接続を排除する仕組みがある。

 

 

3.Matterは無線規格?

厳密にいうと新しい無線規格ではなく、Matterはアプリケーション層のプロトコルになります。すでにある通信方式の上にあるデバイス間の「共通言語」の立ち位置になり、データモデルを整備したものになります。

 

 

【Thread】
Bluetoothとの共通点が多く、2.4GHz帯を使用します。低消費電力でメッシュネットワーク(自己修復型)のサポートを特徴としています。なおIPv6に対応することが大きな違いとなります。
Bluetoothはホップが増えると遅延が大きくなりますが、Threadは遅延が発生しにくい伝搬特性を持ちます。またバッテリ駆動に向いた特徴を持ちますが、データ量が大きくないため、向き・不向きによりThreadの採用が決まってくると考えます。
ThreadはAppleが積極的に製品に採用しており、AppleTVほかiPhone15の上位モデルから始まり、iPhone16以降からは標準搭載されています。また、PixelもPro10からは標準搭載となります。今後はThreadがWi-Fiに加えて、スマートホームの標準要素と言われています。

【コントローラー】
形を定めてはおらず、海外ではSamsungは家電にコントローラー機能を内蔵(テレビ、冷蔵、PCディスプレイなどに内蔵:Samsung Hub EveryWhere)。たいていのものはソフトウェアアップデートによりコントローラーに対応することができます。コントローラーはMatter対応デバイスを直接接続することができます。

 

 

【ブリッジ】
Matterの標準方式として採用されているのは、Ethernet、Wi-Fi、Threadであり、その他BluetoothやECHONET Liteなどと接続する場合にはブリッジ機能が必要となります。SwitchBotもMatter対応の装置(ブリッジ)であり、BluetoothをMatterに翻訳するものになります。なおブリッジにはMatter対応製品を直接接続することはできません。

 

 

4.Matterのこれまで

Matter1.0:2022年10月、スマートホームの基本的なデバイスタイプをサポート
Matter1.1:機能改善リリースのみ
Matter1.2:家電サポートが開始
Matter1.3:家電のサポート範囲の拡張、エネルギー管理製品の適用
Matter1.4:太陽光や蓄電池などのエネルギー管理に拡張
Matter1.4.1:マルチデバイスQRコードの採用、NFCセットアップ機能
Matter1.4.2:BluetoothがなくてもWi-Fiだけでセットアップができる
Matter1.5:ビデオカメラ、エネマネの強化

5.Matterの近況

CES2025でもMatter製品がかなり増えており、IFA2025でも同様にかなり製品が増えています。
その他住宅のライフサイクル(建築、引渡、入退去等)を考えたMatterの規格化も始まっています。
スマートホームから「AIホーム」と呼ばれるようになってきており、オートメーション機能の提供が海外では進んでいます。

NTT東日本におけるMatterに関する取り組み

2つ目の講演では、NTT東日本株式会社 ビジネス開発本部 無線&IoTビジネス部 5G/IoT企画担当にて担当課長の市川 航平 様より、NTT東日本におけるMatterに関する取り組みについてご講演をいただきました。

 

NTT東日本株式会社 ビジネス開発本部 無線&IoTビジネス部 5G/IoT企画担当
担当課長 市川 航平 様

 

NTT東日本の無線を中心とした事業紹介

NTT東日本グループは「地域のパートナー企業」として、様々な分野で社会課題の解決に向けた取組みを推進しています。様々な分野で専業会社を作り、強力に社会課題の解決に向けた取り組みを推進しています。
ビジネス開発本部の中で無線に特化した組織であり、Wi-FiやLPWAなどに代表される無線のプライベートネットワークのラインナップを提供しています。
調布市にあるNTTe-City Laboでは、以下のコンセプトで地域循環型社会の実現に向けた展示をしています。

  • 本物感(Reality)
  • 共感(Sympathy)
  • 共創(Co-Creation)

 

 

Matterに関するこれまでの取り組み

NTT東日本は日本の通信事業者として初めてCSAに加盟しており、B to Bの側面での価値提供を1つの目標として活動しています。また、先ほどのNTTe-City Labo内にスマートホームLaboを開設し、Laboではメーカーにこだわらずに最新のスマートホーム関連機器の展示、体験コーナーを設けています。規格を意識することなく1つのアプリケーションで、様々なIoT製品を制御することを目標に展示しています。
一例としては、フレッツ回線に接続できるMatter対応のゲートウェイや、Wi-Fi HaLowの活用などを検討しています。Wi-Fi HaLowはLPWAと既存のWi-Fi(2.4GHzなど)の良いとこ取りをしたものであり、最大1kmのカバーエリアと1~10Mbpsの伝送速度を提供するものであり、このWi-Fi HaLowとMatterは好相性と考えており、1台のWi-Fi HaLow APで屋外を含めた家全体の通信をカバーできるものと考えています。
その他ECHONET Liteのブリッジ製品を活用することで、MatterとECHONET Liteのネットワークの共存を実現しています。

 

 

今後の取り組み

① Wi-Fi HaLowを活用した無線サービスの検討
Wi-Fi HaLowとフレッツ光を活用して、一例として不動産管理会社の業界課題の解決を進めています。

  • 人手不足による管理稼働の削減/物件の魅力向上
    遠隔地の物件への駆け付け稼働の削減やゴミステーションや駐輪所の無線カメラによる異常監視の実現、Matter対応のEVチャージャーなどを提供しています。
  • 収益改善/賃料UP:高速インターネット回線の提供
  • 安心安全/便利な物件への入居:防犯カメラによる安心安全やスマートホーム機器の提供

② Wi-Fi HaLowを活用した自営ネットワークのマルチユースイメージ
地域のみまもり、最近では熊の検知などの課題に対して、1課題に1インフラの提供は効率性が欠けるため、1台のWi-Fi HaLowの活用と、そのネットワークの下部側でのMatterの組み合わせを検討しています。
例えば、Matter対応のEV充電器やソーラーパネルの稼働状況の監視などが考えられます。

 

 

③ スマートメーター用ネットワーク
次世代の電力用スマートメーターが2025年より順次導入されており、光回線の基盤を活用して、加入者宅のほか、Wi-Fi HaLowを活用して自治体全体をカバーする無線ネットワークが構築できると考えています。Matterのセキュリティの高さと光回線の高信頼性の組み合わせを考えています。

 

 

スマートロックとMatterの展望

3つ目の講演では、美和ロック株式会社 サービスビジネス推進部 課長の齋藤 伸一 様より、スマートロックとMatterの展望についてご講演をいただきました。

 

美和ロック株式会社 サービスビジネス推進部
課長 齋藤 伸一 様

 

美和ロックは創業80周年であり、三重県の玉城工場では毎日約20,000個の錠前を製造しています。近年ではセキュリティ事業の中でもサービスビジネスに力を入れており、スマホアプリの提供や鍵認証の仕組みとSNSを融合させたマンション専用のポータルサイトの提供、宅配荷物の伝票のコードから宅配員がオートロックを解除できる仕組みなどにも力を入れています。

スマートロックの定義

錠前(ロックセット)は錠と鍵で構成されます。錠または鍵のどちらかがインターネットにつながるものをスマートロックと定義しています。これにより、遠隔操作や履歴管理などが可能となります。スマートフォンがカギになるイメージがありますが、実際は錠そのものがクラウド連携することで、より高度なサービスが提供できることがスマートロックの本質となります。錠そのものがインターネットにつながらなくても、鍵となるスマートフォンを経由してインターネットにつながる使い方もスマートロックと言えます。

 

 

あらゆる住宅の玄関ドアをスマートロック化するにあたり、国内の住宅の玄関ドアの錠前は多種多様なものがあり、ドアメーカーのオリジナルなどもある状況です。主なスマートロックの対象は次の2つになります。

  • スマートタイプ:レバーハンドル錠⇒アパートなど、プッシュプルハンドル錠⇒高級マンションなど
  • PGタイプ:弓型ハンドル台座部分に鍵穴が一体のタイプ⇒普及帯マンションなど

この2種類を中心にスマートロック化に取り組んでいます。

 

 

スマートロックによる困りごとの解決

実際にスマートロックが解決する困りごとについて、利用シーンを交えて説明します。

  • カギの取り出しが面倒
  • カギを持ち歩くのが邪魔
    キャッシュレスの普及でお財布がスマートフォンに集約、カギも同様であり、物理的なカギはエマージェンシー用という考え方になってきています。
  • カギを貸し出すのが不安
    家事代行や介護、ペットケアなどのサービス会社にカギを貸し出す場合も、物理的なカギの場合は受け渡しのわずらわしさや不安がありますが、スマートロックならば一時的なアクセス権を与えることもできます。
  • 子どもがちゃんと帰宅したか心配
  • さりげなく様子を知りたい
    施錠開錠の履歴を残したり、離れて暮らす高齢のご家族の帰宅・外出の通知を受け取ることで見守りにも活用することができます。

このように暮らしの中の様々な不便を解決するツールとしてもスマートロックを活用することができます。

スマートホームは様々な機器やサービスがネットワークを通じて連携して、暮らしの利便性や安全性を高める仕組みです。スマートロックはそのデバイスの一部にすぎませんが、住まいの入り口、パブリック空間とプライベート空間のちょうど境界に位置するものであり、スマートホームでも重要な役割を担っています。

 

 

スマートホームに用いられている通信

代表的なものにはZigBee、Z-Wave、Bluetoothなどがあり、ここに最近ではMatterが加わっています。
旧来からあるJEM-Aは有線接続を前提したもので、配線工事や情報量が少ないなどの課題があります。そこから無線化が広まり、美和ロックとしてはZigBee、Z-Wave、Bluetoothなどの通信規格で、他社システムとの連携を実現しています。Bluetoothはスマートフォンに標準搭載されており、スマホ連携では有効な手段と考えられています。これまでのスマートホーム機器は提供会社間の連携が難しい課題がありました。これらの課題を解決するのがMatterであり、相互運用性の決定版と言われています。特徴として次の3つが挙げられます。

  • Interoperability:どのメーカーの製品もつながる
  • Easy:簡単セットアップ
  • Security:安全で安心な最新のセキュリティ技術

 

 

今後はつながることはコモディティ化していき、メーカー各社は自分たちがより差別化できるところに投資していくと考えられます。これまでのスマートホームはメーカーごとにことなるアプリを使っていましたが、Matterにより異なるメーカーの機器が共通言語でつながることで、ライフスタイルに合わせたスマートホームが提供されると考えます。例えば、部屋ごと(入居者単位)で異なるスマートホームの構築ができ、家庭環境に応じた各々使いやすいサービスの提供ができると考えられます。さらに利用シーンは広がると考えます。

 

 

QAセッション

質問)セットアップには基本的にスマホが必要に見えますが、スマホが無い時はどういうセットアップするのでしょうか。
回答)現状のMatterはスマホ前提になりますが、今後は住宅へのビルトイン仕様を検討中です。例えば建築中に電気やインターネット環境がない時に、工事の方が設定する想定があり、この中でスマホが前提ではない仕様の検討されていく可能性があります。(新貝様)

質問)Threadの低遅延はどのように実現しているのでしょうか。
回答)Theadは無線技術としてIEEE802.15.4という規格をベースとしています。この規格は低消費電力や干渉耐性が高いこと、各機器の接続性の維持に強い規格です。加えてIPアドレスをサポートしていることも高速化に寄与しており、Hubが要らないことも特徴です。またMatterの高速性としてはパケットがクラウドに上がらないことも高速性に関係しています。(新貝様)

質問)Wi-Fi HaLowとMatterの関係はプロトコルスタック的なイメージでは、Thread部分をWi-Fi HaLowに置き換えるような理解であってますでしょうか。
回答)その通りの認識であり、ThreadやWi-Fi(2.4GHzなど)で伝送距離が伸びない部分をWi-Fi HaLowでカバーしている考え方になります。(市川様)

質問)スマートロックはどの程度広まっているのでしょうか。
回答)かなり広がっている状況です。貼り付けタイプがかなり広まっており、次に家を購入する時にはスマートロックが標準採用を選択する人が増えていくと想定します。電気錠というくくりであれば集合住宅1割程度ですが、一方で戸建てでは6割以上が新築の場合は対応する状況にあります。(齋藤様)

質問)スマートホームを拡げるにはどういう課題を解決していく必要がありますか。例えば、セキュリティ、価格、使い勝手など、どこに課題があると想定されるでしょうか。
回答)セキュリティはMatterが大部分を解決すると考えます。今後はここのハードルは下がると考えます。価格は普及すれば低価格帯と、高機能帯の両方が広まると考えます。エントリーは安いものから、それをアップグレードする流れが想定されます。普及のドライバーとして、まだ日本はスマートホームの商品が少なく、海外からの商品も入っていますが、まだまだプレイヤーが少ない中で、グローバル標準のMatterの認知が拡がり新たなプレイヤーが増えていくことがポイントです。(新貝様)
NTT東日本として紹介した不動産管理業務の効率化や、自営ネットワークのマルチユースに関連した実証が進んでいる状況です。一方でデバイス側、特にMatter対応は規格のバージョンアップは進んでいますが、まだ対応製品が少ない状況です。Matterの盛り上がりにのって、対象製品が広がることがポイントと考えます。(市川様)
一番はスマート***というものは、一度使うと古いものに戻れないと思います。まだ日本では対応製品が少ないですが、一度使うと手放せなくなり、そこから広がっていくと考えます(齋藤様)
スマートスピーカーが生成AI対応になっていき、スマートスピーカーが再び脚光を浴びるため、来年にもう一度スマートホームのブームが来ると考えています。現在はアメリカでベータテスト中ですが、これが日本にも入ってくると、より自然言語でコミュニケーションが取れるようになりでスマートホームの制御や設定作業が簡便になり、再度ブームがくると考えます。(新貝様)

質問)日本独自のHEMS規格であるECHONET Liteと、世界標準のMatterをブリッジでつなぎ“共存”させる方針は、結果的に日本市場をさらにガラパゴス化させてしまう可能性はないでしょうか。Matterの視点から見たとき、ECHONET Liteはどのような位置づけになるのか教えていただきたいです。
回答)そういう見方もあると思いますが、MatterはECHONET Liteを敵視はしておらず、ECHONET Liteに限らず様々な規格を融合させるためにブリッジという仕様があります。(新貝様)
ブリッジは過渡期ならではの考え方と言えます。ブリッジは現在普及している既存の仕組みを活かすために必要で、今後グローバル仕様としてMatterが広がるための過渡期のものと考えます(齋藤様)
別の例えで言うと、USBのType-Cが出てきた時に近いと考えます。出た当初は高速だけど価格が高いからスタートしましたが、徐々に変換ケーブルがなくなりType-Cに集約されてきたと思います。ブリッジも変換ケーブルと同じであり、まさに過渡期の規格であると考えます。(新貝様)

質問)次に何をスマート化していくと世の中が豊かになるか、社会課題が解決できると考えますか。
回答)新しい取り組みではないですが、一番はエネマネがスマートホームに親和性が高いと考えます。環境負荷を減らすために人が頑張らない、その点でスマートホームが伸びるのと考えます。(齋藤様)
検討している不動産業界や自治体の課題解決において、まだMatter対応製品を導入したユースケースが創出できていないので、まずはそこからと考えます。(市川様)
Matterのバージョン1.4ではアンビエントセンシングがサポートされており、空間把握の標準化が進んでいます。ここの進化によってプライバシーに配慮したセンシングができ、例えば在宅状態から再配達の課題などの解決につながると考えます。(新貝様)

 

 


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