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趣味と仕事
水泳における体重とタイムの相関 ~10年間続けての実感~

エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社
立川 伸彦

競泳の池江璃花子選手をご存じでしょうか。池江選手は毎日練習で9kmを泳ぐそうです。そんな話を耳にして何を勘違いしたか「俺でもできる(泳げる)んじゃね?」と蒙昧し、25mプールを延々180往復泳いだことがあります。翌朝、全身の筋肉(特に上腕と腰)が悲鳴を上げ仕事を丸々一日休んでベッドで金縛りにあったように苦しんだことはご想像の通りです。

フィットネスクラブへの入会

40歳をいくつか超えてしまうと、皆さんも一度はお医者様に言われたことがあると思います。「体重を減らしましょうね。運動をしましょうね」と。「いや、わかっていますが仕事が忙しくてなかなか時間が(苦笑)」と言い訳でいつも返事をしてしまいがちです。
もともと身体を動かすことが嫌いじゃなくても継続的に運動することを考えると、やっぱり好きなこと得意なことをやりたいですよね。そんなことを思っていたら、たまたま自宅から徒歩数分の場所に新たにフィットネスクラブができました。大規模な施設で各種マシンのほか屋内プールもあって会費もリーズナブル。地下を掘って湧いて出た温泉を利用した天然スパもあるとのことで、これはもう入会するしかないでしょう。

 

 

何をモチベーションとするか?

さて、せっかく運動できる場所、しかも好きな水泳ができる環境を手にすることができました。とは言え努力や根性とは無縁な性格です。長く続けるには好き以外に何かモチベーションとなる“手応え”を得たいと思いました。要するに“やっているぞ~”と“ちゃんと効果あるよね~”という自分自身の納得感です。そこで『体重の減少』と『500m全力で泳いだタイムの縮小』という二つのパラメータを数値化して記録することにしました。

 

 

 

効果の実感と次の目標

グラフは『体重』と『500mタイム』とを、水泳を開始してから5ヶ月間の推移を記録したものです。タイムの縮小と体重の減少との関係に見事な正の相関を見出すことができます。運動すれば痩せる、当たり前かもしれませんが運動したことによってしっかりその運動の鍛錬度も向上している、という結果も得ることによってもっとタイムを縮めよう、もっと痩せようという気持ちになり意欲が続くというものです。
このようにして自分をだましだまし続けていくわけですが、次に目標を定めると一層モチベーションが上がることも発見しました。まずは『50歳までに500mを500秒切る』とキリの良い数字を目標にしました。これは水泳を開始してから2年目に達成しました。次は『1,000mを1,000秒切り』を8年目に達成、『2,000mを2,000秒切り』は9年目に達成し、今は『3,000mを3,000秒切り』を目標にしています。50分も全力で泳ぎ続けるのはいささか無茶な気もしますが、息の続く限り挑戦してみようと思っています。というか60往復を頭の中で数えるのは結構しんどいので何か良い数え方を知っていればご教示ください。

ひとときの休息と最後に

屋内プールに隣接した屋外スパからは写真のように富士山の雄大な姿を四季折々に眺めることができます。大事なことを書き忘れました。このように水泳を10年間続けていますが、運動したくない、泳ぎたくないという日も多々あります。そんな日は堂々とサボります。飲み会だ、ゴルフだ、麻雀だ、と誘惑も度々ありますし、そんな日はこうして屋外スパから富士山を眺めてボンヤリ過ごすだけにしています。大切なことは自分に無理はさせない余計な負荷はかけないことが長続きさせるコツだと思うのです。

 

 

最後になりますがみなさまも好きなことを長く続けて楽しい人生をお過ごしになることを祈念して筆を置かせていただきます。 合掌。


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