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趣味と仕事
この夏、「新しい事」を始める！
日本ヒューレット・パッカード合同会社 宇田川 雄
この夏、新しい事を始めたり、久しぶりに新しい場所に行ってみた方は多いのではないでしょうか？
理由は割愛しますが、この夏、私は料理を始めました。自分の中では、かなりすごい事です。どれくらいかと言うと、これまで子供たちには、パパの得意料理は焼きそば（ペヤング）のみと認識されているくらいだったからです。
料理教室へGO
古い考え方なのか、YouTubeやアプリを使いこなすよりも教わりに行きたくなります。ググるとよく名前を聞くABCクッキングスタジオがトップに出てきます。他も軽くチェックするも、ここの立地の良さに加え、体験レッスン500円が手軽なので、早速ネットで申し込みする。
持ち物はエプロンとハンドタオルのみなので、妻に男性も使えそうなエプロンを貸してもらい、7月ある日曜日にその体験レッスンへ行く。
女性ばかりかと恐る恐る現地に行くと、意外にも男性が結構いた。3割くらい。該当の肉じゃがの体験レッスンには、お母さんとその娘さんと私の3名が参加。そのお母さんはどうしたらうまく作れるかの質問をするが、私はどうしたら早く作れるかの質問ばかり。それでもあっという間の2時間の体験レッスンが終了。写真のようにおいしくできました。
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ビジネスモデルが気になってしまう
2時間の体験レッスンの中で、会員募集のためのコースや料金等の案内がある。その話を聞いてあっさり基礎クラスに申し込み、数万円支払ったのだが、それよりもどういうビジネスモデルなのか気になってしまった。主要な駅近くに存在する多くのスタジオや各レシピが強みなのはわかりやすいのだが、会員の連鎖が根幹のようだ。
会員募集は、広告には費用を使わず、会員からの紹介に力を入れている。会員紹介だと体験レッスンが無料、そして紹介した会員も一緒に無料で同じ体験レッスンを受けられるし、他に特典ももらえる。料理は知り合いと一緒にやるとより楽しいのでとても良いシステムだと感じた。
更に正規クラスをコンプリートしていくとライセンスがもらえる。そして最終的にはABCクッキングのインストラクターになれる。人材不足が多くの企業の課題になる中、このシステムは素晴らしい。
野菜不足を測定「ベジチェック」
基礎クラス1回目で選んだのは、から揚げのレッスン。油なんていきなりハードル高いかなとソワソワしながら参加。それよりも同じレッスンの参加者が他3名全員子供、夏休み時期だからか。おっさんが小学生2名と中学生1名と一緒にレッスンを受ける。
レッスン中は先生の指示を受けながら、野菜や肉を切ったり、調味料の量を測ったり、使った料理器具を洗ったりと、結構集中して取り組むので他の参加者が誰であろうとそこまで気にならない。
ただ、作った料理をみんなで食べる時間はそうはいかない。4人で黙々とから揚げを食べ始めるのだが、沈黙がどうしても居心地悪い。勇気を振り絞って、子供たちに話しかける。初めはよそよそしかったのだが、徐々に盛り上がり始め、複数の先生から「このテーブルは楽しそうですね！」と言われた。
そのきっかけが、すぐ横にあったベジチェック。手のひらを乗せるだけで、野菜不足がわかるらしい。数値1-3はがんばろう、4-6はもう少し、7-9は目標値、10-12はたっぷり。
子供たちに「勝負しよう」と声をかけると、「やる！やる！」と。さらに男の子に、「君はきっとがんばろうだな」とあおるとなぜか嬉しそう。
結果は、女の子二人は8.0と8.5で目標値、すごい！親からしっかり野菜を食べるように言われているとのこと。
そして、その男の子は5.1。「なかなかやるじゃん」とコメントしつつ、最後は私。
「イエーイ」、「やったー」と子供たちは大盛り上がり。
図ったかのようにギリギリ負けました・・・
しばらくABCクッキングに楽しく通えそうです。
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