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活動報告
「第4回社員総会」をWeb会議を利用して開催

一般社団法人 無線LANビジネス推進連絡会事務局

 

 

11月13日、一般社団法人無線LANビジネス推進連絡会の第4回社員総会が開催されました。前回に続き、株式会社ビーマップの会議室を会場に、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、Web会議システムを利用した総会となりました。

ご来賓のご挨拶

冒頭、次の5人のご来賓をご紹介し、Web会議でご挨拶をいただきました。

総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 データ通信課長 梅村研氏

同省 情報流通行政局 地域通信振興課長  金澤直樹氏(代理:係長 金子将大氏)

同省 電波部 基幹通信室長 荒木智彦氏

同省 サイバーセキュリティ統括官付 参事官 高村信氏

国土交通省 観光庁 外客受入担当 参事官 片山敏宏氏(代理:主査 矢島尚史氏)

開会挨拶

北條会長が、次のように開会挨拶を行いました。

通常、地方で開催しております秋の社員総会ですが、新型コロナ感染の影響を受けて、テレワークでの開催となりました。コロナの影響により、在宅勤務とWeb会議システムが普及し、大きく生活様式が変革し、ニューノーマル社会へ移行しつつあります。

第一生命のサラリーマン川柳は有名ですが、今年は10個程度選ばれた優秀作品のうち2作品がWi-Fiに関するものでした。Wi-Fiはテレワークの手段として、欠かせないものになっているので、我々Wi-Fi事業者としても気を引き締め、Wi-Fiサービス、あるいはビジネスを提供していかなければなりません。

一方で、5Gやローカル5Gの導入が始まり、IoT用の無線LANとしての802.11ahなどの新しい方式、6 GHz帯を無線LANに割り当てようとする動きが進んでいます。Wi-Bizとしても利用者に向けて、無線LANを含めて適切な手段を選んでいただけるように推進していければと思っております。

無線LANビジネス推進連絡会も一般社団法人に移行して2年目に入りましたが、昨年度は総務省様の業務をいくつか受注させていただくことができ、Wi-Bizとして初めて法人税を納める団体となりました。本年度も積極的に取り組みたいと考えております。

特別講演

特別講演では、京都大学大学院 教授 守倉正博氏より「無線LANのブロードバンド化 802.11bからWi-Fi6Eまで」と題してご講演いただきました。無線LANの最初の規格である802.11aの標準化において、中心人物として大きく貢献され、2015年には「紫綬褒章」を受賞された先生のご経験と、無線LANの歴史と最新動向について、また今後の日本におけるWi-Fiを拡大するキーポイントについて解説していただきました。

社員総会議事

第4回社員総会の総会議事がWeb会議システムを活用して実施されました。

定足数は、議決権行使委任状を含め社員38名全員の参加を確認しました。議長は、定款に基づき北條会長が選任されました。続いて、議事録署名人として、株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスと株式会社アイライドシックスが選任された後、議事に入り、次のように決議事項1件、報告事項2件が行われ、事務局長より説明が行われました。

第1号議案: 理事1名選任の件

報告事項:上半期(2020年4月1日~2020年9月30日)の活動報告および会計報告の件

報告事項:下半期(2020年10月1日~2021年3月31日)の活動計画の件

決議事項、報告事項について、すべて原案どおり了承され、議長により閉会が宣言されました。


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