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活動報告
第5回運営委員会を開催、2020年度予算について報告・議論

一般社団法人 無線LANビジネス推進連絡会事務局

2月27日、「運営委員会(第5回)」を開催いたしました。概要を報告します。

会長挨拶

冒頭、北條会長から、以下の通り挨拶が行われました。

今回は新型コロナ対策のためWeb会議での開催となりました。総会は6月2日に予定していますが、4月から予算を執行できるように、本日の運営委員会にて来年度の計画/予算について、各委員会にて説明いただき、3月の運営委員会、理事会にて承認頂く予定です。

3件の総務省受託案件を進めておりますが、1件はほぼ終了の見込みです。2件は年度末が期限のため、事務局も鋭意対応中です。また新型コロナの影響で時差出勤を行っておりますのでよろしくお願いします。

次いで、各委員会から下期の活動状況と2020年度の予算計画について報告が行われました。

技術・調査委員会

技術・調査委員会からの活動報告は、小松委員長から以下の通り行われました。

委員会を2月19日にWeb会議にて開催した。委員会の内容は以下の通りである。

  • 総務省国際戦略局より「無線LANブロードキャスト技術の標準化推進に資するための検討会」の検討会について、当委員会のNTTBPの梅内委員に参加いただいている。無線LANブロードキャスト技術の現状と標準化勧告に向け課題を整理している。
  • 次回技術セミナーについて
    IoT、ローカル5G、802.11ahのテーマを検討中である。新型コロナの影響もあり、スケジュールについては再調整中である。
  • 先週(2月21日)に総務省サイバーセキュリティ受注案件の取り組みとして第2回有識者検討会が開催され、Wi-Fi提供者向けセキュリティ対策の手引きの見直しのレビューが行われ、ほとんどが暗号化されていない状況を踏まえ「暗号化されていないことが問題ではない」という方向に修正される予定との報告があった。
  • 2020年度活動計画について

2020年度の計画の概要(業界横断的活動、事例紹介、技術セミナー等)について

説明があった。顕在化している課題への対応としては、セキュリティと総務省のWi-Fi電波調査についてテーマとしたい。

2020年度の予算はセミナー、講師、製品紹介を計上している。

5G、ローカル5G、Wi-Fiに注目が集まっている。Wi-Fi6の技術面についての評価できる施策について次回技術・委員会のテーマとして検討する。

渉外・広報委員会

渉外・広報員会からの活動報告が、江副委員長から以下の通り行われました。

  • 2月号のメルマガにて愛知の事例紹介を行った。
  • Lアラートの連携についての進捗の報告があった。00000JAPANの発動状況の表示については、3キャリアと自治体が発動したとき、時系列に表示されてしまうため、見やすくする工夫が必要と考えている。
  • ワイヤレスジャパン2020の展示について、Wi-Bizとして何を展示できるか検討中である。
  • 第7回補助金勉強会を3月上旬に開催予定であるが、新型コロナの影響もあり、Web会議で開催できないか検討したい。総務省地域通信課、観光庁、文部科学省にも話をしている。
  • 2020年度予算について
    ワイヤレスジャパンのブースのサイズを昨年より増やした。他は今年度と同じである。

企画・運用委員会

企画・運用委員会からの活動報告が、杉野委員長より、以下の通り行われました。

  • 180日ルールについてセミナー開催を検討している。 新型コロナの影響もあり、Web会議での開催を検討したい。時期は3月を予定している。
  • 今後のセミナーのテーマであるが、Wi-Fi活用事例をテーマにしたセミナーを3ヶ月に1回程度開催したい。また企画運用委員会ではセミナーの新しいテーマを検討していきたいので、皆様からの意見をいただきたい。また外部の人にもセミナーを拡げていきたい。
  • 2020年度の予算は勉強会、セミナーの費用等である。

00000JAPAN推進委員会

00000JAPAN推進委員会からの報告が大塚委員長より、下期の活動状況について行われました。

  • 00000JAPAN推進委員会のメンバーの募集についてはメンバーのアサインは完了した。キックオフを予定していたが、新型コロナの影響で、まだ開催できていない。集まることが難しいと思っており、作業自体はメール等にて連絡をとっていきたい。
  • Lアラート連携について
    江副委員長にご協力をいただき、HP連携まで進んでいる。
  • 2020年度の活動計画について
    基本的には今年度を踏襲するが、①00000JAPANの規定類の管理・改訂②提供事業者の申請・認定③発動情報等の集約・発信④ホームページシステム対応⑤普及啓もう活動(パンフレット増刷、ビデオ作成、地域訓練デモ対応、00000JAPAN認知度向上)を考えている。

00000JAPANの登録事業者ではない事業者が営利目的で00000JAPANを利用していることが散見されていると前原副委員長より報告があり、何らかの策を打ってほしい旨依頼があった。大塚委員長より至急対策を打つ旨回答があった。

事務局からの報告

事務局長より、以下の説明が行われた。

  • 今後のスケジュールについて
    社員総会については、法人化に伴い会計処理を完結するため、6月に実施することとなった。今後のスケジュールに事務局長から説明があった。
  • 事務局の予算計画
    事務局で実施する2020年度の予算についての説明があった。
    2020年度はメルマガ運営については今年度を継承する形とするが、渉外・広報委員会で検討中の新たな配信についての取り組みと連携してすすめる。ホームページ運用については00000JAPAN推進委員会で今年度進めている00000JAPAN発動情報の自動掲載を踏まえ新たな形態に移行する予定。
  • 官公庁案件の報告
    総務省 ①地域通信振興課②サイバーセキュリティ統括官室③データ通信課 の3案件について状況の報告が行われました。

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