委員会活動報告 企画・運用委員会
00000JAPANのガイドライン改定を検討中

企画・運用委員会 委員長 杉野 文則

企画・運用委員会は、災害時における統一SSID「00000JAPAN」の普及に向けて活動しております。
11月29日に、第四回の委員会が開催されましたので、ご報告します。

委員会参加メンバー企業・団体

第三回 企画・運用委員会には、次の各社が参加しました。
エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム、NTTドコモ、JR東日本メカトロニクス、ソフトバンク、フルノシステムズ、ビーマップ

00000JAPANの認定事業者について

ガイドライン第4.0版の開示において、機器・装置提供事業者の東日本電信電話株式会社、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社の2社より、認定の依頼がありました。
委員会で審議を行った結果、異議なしとの事から、事業者として認定する事を小林会長へ報告する事となりました。
以後、小林会長の最終承認を頂いた後、認定証を発行する事となります。

00000JAPANのガイドライン改定について

前回の委員会にて意見のあった、キャリアとベンダーの申請を区別して実施する事、無線LANアクセスポイント上で提供されるフリーWi-Fi、キャリアWi-Fi等、他サービスとの区別など、通信事業者・機器ベンダーからの意見を集約して議論がされました。
今後、キャリア3社で案をまとめて、委員会にて審議することとなりました。

災害時における無線LANアクセスポイントの貸与について

現在、災害時における00000JAPANの提供については、通信会社各社が避難所へ無線LANアクセスポイントを持ち込んで提供する方式をとっていますが、有事の際、すみやかな提供ができるよう、事前に地方自治体へ貸出を行った上で、有事の際は通電するだけで00000JAPANを利用可能とする運用について審議されました。
2月1日仙台、2月16日福岡で開催される「公衆無線LAN整備補助事業に関する説明会」において、各自治体の意見を聞いた上で、今後の対応を検討することとなりました。

00000JAPANの啓蒙活動・セミナー開催について

上記「公衆無線LAN整備補助事業に関する説明会」において、説明の機会を得るべく委員会で意見がまとまりましたが、その後の確認の中で、上記説明会の中に盛り込むのが難しいとのことから、ブースを置いて、00000JAPANの説明を各自治体に対して行うのと、ヒヤリングを行う予定です。

以上がご報告となります。
引き続き、00000JAPANのガイドライン改定を進め、皆様にご参画頂けるよう、委員会活動を推進していきます。皆様のご協力よろしくお願い申し上げます。


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