Wi-Biz報告
第6回運営会 総務省の意見募集への対応などを論議

無線LANビジネス推進連絡会 事務局

10月19日、「第6回運営会」を開催しました。その内容について報告します。

冒頭、小林会長から挨拶があり、内閣府で行われている規制改革推進会議において、官民の電波利用状況に関する情報開示の充実、電波利用料体系の再設計など、より有効に電波を利用する者に対し機動的に再配分するためのルールづくりが示されており、今後注視する必要がある旨が示されました。

WPA2脆弱性対応について

10月16日に、Wi-Fiの暗号化規格であるWPA/WPA2における脆弱性が公開されたことを受けて、本件がWi-Fiの普及とビジネスの妨げとならないよう、Wi-Bizとしても、その危険性や回避の仕方等をHPへ掲載していくこととしました。掲載に当たっては、それぞれの製品やサービスの対応状況だけでなく、利用環境によって対応方法が異なることを分かり易く情報提供するとともに、利用者保護の観点から、まずはユーザーに端末の対処を行うよう注意喚起を行うこととしました。

第13回総会に向けて

各委員会及び事務局より、次回総会で報告される上期活動状況並びに下期活動計画について、レビ
ューが行われました。また、事務局より当日の運営体制及び参加登録状況等、開催に向けた準備状況が報告され、総会に臨むこととなりました。

総務省の意見募集への対応等について

9月27日に総務省から出された「周波数再編アクションプラン(平成29年度改定版)(案)」に対する意見募集について、今後のWi-Fiビジネス拡大に向けWi-Bizとしても会員から広く意見を集め、提出することとしました。
また、5GHz帯無線LAN作業班において、総務省基盤局から問合せを受けている「W52を屋外利用希望エリア」へのWi-Bizとしての回答案について吉田技術・調査委員長より説明が行われ、本内容で提出することとしました。


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