趣味と仕事
その生活力には脱帽! 「キューバへの旅行」から

シスコシステムズ合同会社 前原 朋実

社会人になってから「日本人があまり行かない場所」をテーマに様々な国を旅行していました。最近は治安の問題もあり、行けるところが少なくなってきましたが、今日はキューバに行った時のお話をしたいと思います。

キューバと言えばクラシックカーですが、写真のようなきれいな車の多くはタクシーで、それ以外は「大丈夫!?」という見た目の車がほとんどで、それゆえにか(?)道端に止まっている車をよく見掛けました。そして、皆さん自力で直してまた走りだします。外から車が入ってこないので、自分で直すしかないとのことです。

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古いディーゼルカーだらけなので、着いた瞬間、車の排気ガス独特のにおいに包まれました。ただ、海外というせいなのか、つらいと思うこともなくすぐに慣れました。海外に行くとなんでも許せる感覚になるのはなぜでしょうね(笑)。
外側はどこかの国のクラシックカー、中身は全部TOYOTAというタクシーにも出会いました。キューバ人ならではの荒業です。

そして、旅の後半、ついに私も当たってしまいました、車の故障に。しかも、ハバナから数時間かかるヴィニャーレスに向かう途中です。でも、別の車の手配をした後で「しばらく時間があるから近くの村でコーヒーを貰おう」と言い出すガイドさん。えー!!と思いつつ、ワクワクしながら村に入りました。結局、車が思いの外すぐに来たのでコーヒーを頂くことはなかったですが、現地の人たちとのふれあいは貴重な経験になりました。

何があってもニコニコしながら軽々と対処していく彼らの生活力には脱帽しっぱなしでした。こんな体験ができるので海外旅行はやめられません。

余談ですが、キューバは野菜がものすごくおいしいです。理由は「農薬を輸入できないから全部無農薬」だからだそうです!それでも安定供給できる技術を開発し、今世界中から注目されているそうです。仕事では「ピンチはチャンス」といつも考えるようにしている私も、これには驚きました。


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