特別インタビュー でんぱ組.inc 相沢梨紗さん
「電波良好!Wi-Fi完備!」でみんなとつながる
聞き手●中島霧流斎

無線LANビジネス推進連絡会(Wi-Biz)と提携を発表した「でんぱ組.inc」の特別インタビュー、第2回目は、リーダーである相沢梨紗さん(りさちー)。提携発表を受けて、今後の取り組みへの意欲とWi-Fi利用の体験談、業界への要望などを伺いました。

リーダーとして様々なジャンルで活躍

―――相沢梨紗さんは、グループのリーダーを務めていますね。
相沢梨紗 でんぱ組.incのリーダーをやっております、相沢梨紗です。ファンの方には「りさちー」って呼ばれています。最初はみんな「りさちー」って呼んでくれるんですけど、なぜかだんだん慣れてくると「相沢さん」って呼ばれて、私も呼ばれると「ハイ!」ってなってしまうんです(笑)。

私のキャッチフレーズは「2.5次元伝説!」って言っているんですが、その「2.5次元伝説!になりたい」って思っていて。2次元のアニメやゲームのキャラクターをそのまま3次元で体現することが好きだったんですね。
その2次元と3次元の間をつなぐもの、コスプレだったり声優さんのお仕事だったりとか、そういうことが2.5次元だなって思って、そういう2次元と3次元の間を埋められるような活動だったり、そういう人になりたいなって。

 

―――アイドルのリーダーとして苦労している点や気をつけている点はなんですか。
相沢梨紗 でんぱ組.incの子たちは良い意味で自分があって、私もそうなんですけど、あんまり押し付けたりして良いものが出るタイプではなくて。

意見を聞いて、私は最後のまとめ役だったり、みんなの意見をブレンドして、「こういうのでいいんじゃないですか」ってことを言うけれども、自分から「こうしたい!」ってあんまり押し付けて言ったことはないんです。

みんなが空気を読むことが自然と出来上がったので、もしかしたら他のグループのリーダーとは役割がちょっと違うかもしれませんね。

―――音楽、料理、漫画、さらには先般のアートブック発売など、多彩でアンテナが広く張り巡らされている感じがします。
相沢梨紗 何でも新しいものが好きというよりは、自分が好きなものに対しての好奇心はすごく強くて、今回のアートブックも、「私のやりたいことやったら一般ウケしないと思うので」と言ったら、「今回のアートブックは、みんながそれぞれやりたいことをやりましょう」ということだったので、「じゃぁ、カメラさんはこの方で、アーティストさんにはこれをやってもらって、テーマを持って絵本みたいな写真集にしたいです」みたいなことをお伝えして、今回のアートブックが出来たんです。

自分が素晴らしいと感じるものをつなげていくことが好きで、それがキュレーション(※情報を収集してまとめること)につながっていたりします。

でんぱ組.incのリーダーをやるときに、6人が集まってバラバラなことを言っているのが私はすごい面白いと思っていて、それぞれがいちばん自由に、面白いと思ったことをやったときが一番カッコよくて、一番パワーがあるんですよね。

そういう良いものをいっぱい集めるのが好きなので、本能的に察知しています。

 

―――良いものを集めて、それぞれの良さを活かしていく、組み立てていくことでしょうか。
相沢梨紗 掛け合わせたらもっと面白いみたいな。「この人たち絶対合うから!」っていうのが何となく分かるから、良いものって倍々になっていけるので。

それが、誰にでも、万人にも……とはいかないんですけど、でも、それが私は面白いと思ってやっています。

ずっと秋葉原のお店で、イベントとかを作っていたんですね。イベントのリーダーになって、メイドさんデーとかチャイナデーとかを女の子が企画をしていたんです。

その時に身についた「自分の好きなものを集めてイベントにすること」を、「それは、キュレーションっていうお仕事になると思うよ。」と言ってもらうまで気づかずにずっとやっていたので、自然とキュレーションはやってました。言ってもらうまで気づいていなかったのですが。

―――「最Ψ最好調!(さいさいさいこうちょう)」という曲のMVで「リサノート(書いたことが現実となるノート)」というものが出てきますが、そのノートに何か書けるとなったら何を書いてみますか?
相沢梨紗 自分のユニットとかグループはあるんですけど、個人のブランドみたいなものは無いので、そういう「リサ印」みたいなものを作りたいとずっと思っていて。

キュレーションでいろんな方に協力してもらっていて、比喩的に自分の世界を表現しているのですが、もう少し直接的に自分がコアになって、個人の名前を残していける物を作っていけたらなとすごい思っています。

10を1ではなくて、0から1を自分で作ることができたらなと思います。

Wi-Bizとの提携はなるべくしてなった?!

―――先月のWi-Bizとの提携発表会が行われましたが、実際に提携されてみて、どうでしたか。
相沢梨紗 当日も言ったんですけど、いや「でんぱ組.inc」っていう名前で良かったなって(笑)。

みんな、Wi-Fiが無いと生きていけないので、全国ツアー中とかもずっと楽屋にWi-Fiをつなげられるようにしてもらっていたし、でんぱ組.incとインターネットは離せないもので、(今回の提携も)“なるべくしてなったな”って、そういう感じがしました。それが無くても使い続けているんですけど。絶対に(笑)。

―――そういう風に言っていただけると嬉しいです。
相沢梨紗 ファンの方もインターネットの検索力とか、SNSの発信力がそれぞれ個人的に強い方が多いんですね。

クリエイティブな方も多くて、自分で何かを作ったりとか、美術とかお洋服とかの学校に行っていて、いろんな世界の情報を常にキャッチしていたい人がすごく多いので、海外の方もいますし、喜んでくれてます。

―――それまで、Wi-Fiの団体があるのはご存知でしたか?
相沢梨紗 きっと誰かが作って下さっているんだろうとは思っていたんですけど、団体としてちゃんとあるというのは初めて知って、ファンの方もたぶんそういう方が多いんじゃないかなぁって思います。「勉強になるね!」って(笑)。

―――でんぱ組.incという名前と活躍で今回の提携につながったわけですが、海外ではこの”でんぱ”はどのようなイメージや意味合いを持たれているのでしょうか。
相沢梨紗 でんぱ組.incのままで海外では表記されていて、ビリビリの意味の電波になっています。私達は「萌えきゅんソングを世界にお届け」というキャッチフレーズがあるんですけど、でんぱ組.incの“でんぱ”には、歌っている“萌えきゅんソング”を世界にお届けしよう、SNSなど色んな媒体を使って世界にお届けしようという意味合いが込められています。

萌えきゅんソングというものは、「電波ソング」という秋葉原の伝統的というか昔からある、凄くBPMが早くて、その中に情報量を詰め込んで、単語だけではなく、“ビビビ“とか “ニャニャニャ“とかの擬音も入れつつ、曲を浴びるような音楽です。

「そういう電波ソングを歌っているアイドルグループってないですよね」「電波ソングって良いものだから世界にお届けできるようにしよう」というところから、でんぱ組.incはスタートしていて、いろいろな寄せ集めの部分って、でんぱ組.incのメンバーの趣味とか個性にも似ているし。もともとの“でんぱ”は電波ソングの“電波“なんです。

―――“でんぱ“の意味はそういうところからなのですね。
相沢梨紗 名前が「でんぱ組.inc」か「チャペの泉」になるところで、「でんぱ組」でよかったなぁみたいな(笑)。

仕事にも不可欠なWi-Fi

―――普段からWi-Fiの利用が多いのですか。
相沢梨紗 私はお家もWi-Fiを飛ばしていて、パソコンはもちろんなんですけど、スマートフォンも同時に使うし、ゲームもダウンロードも全部Wi-Fiでやります。スピーカーも使うし、日常にある、というのが普通になっているので、無いと逆に不安で。

不安定になったりとか、調子悪い時とかはドキドキしちゃって。直らないと「寝れないよ」って(笑)。

―――SNSやネット検索が主な用途なのですか。
相沢梨紗 SNSはTwitter、Instagram、ブログをずっとやっているので、写真をアップしたり。自分で写真のチェックをするときがありますが、大きなサイズのファイルをダウンロードするときや、自分でデザインを描いたものをデータにして送ることもあるので、Wi-Fiがあるとスムーズにできますね。

音楽ファイルも、「新曲来ました!」という時にダウンロードで使いますし、ダンスの動画が送られてくる時も使います。なので、逆に使っていない時の方が少ないかも。

―――Wi-Fiで困ったことやこうして欲しいといったことはありますか。
相沢梨紗 お家で動画を観ている分には大丈夫なんですけど、外への持ち運びのものは容量があっという間にいっぱいになっちゃうので、それだけはどうしても。

重要なときに遅くなっちゃって「あっ!」ってなるので。「まさか!」みたいな(笑)。

そういう、急に手段が遮られたときに、「今までこれのおかげで無敵だったんだな」って改めて感じるんです。

人も、心もつながるWi-Fi

―――提携発表会のときに、これからいろいろ色々やってみたいという話がありましたね。
相沢梨紗 そうですね。会場に来てくれた方が、Wi-Fiで何か得をするようなこととかはやりたいなって思いますね。

会場にいっぱい集まっちゃうと(キャリアの)電波が混雑しちゃうこともあるじゃないですか。会場限定のWi-Fiでログインできると嬉しいし、普段はライブ中は危ないのでケータイは禁止なんですけど、せっかくネットがつながっているということを利用して、技術的には分からないんですけど、例えばライブ中のどこかでみんなで何かできるものを作れたりしたらいいなって。

―――開始前にみんな接続をして、特別なコンテンツが見れたりとか。
相沢梨紗 接続していったらメーターが上がっていって、みんながつながったらひとつになるって(笑)。

―――発表会のときにみんなでWi-Fiのポーズを頑張ってチャレンジしました。
相沢梨紗 あのあと、みんなでちょっと練習して、あれはできますね。「6人でやればキレイにできる!」ってなったので、Wi-Fiソングができたらフリにはそれを入れさせてもらって(笑)。

それでチェキとか撮りたいです。チェキ会したいです。

―――2020年に向けて夢が広がったのかな?と思うのですが、もし、そのときに関われるお仕事があったらどんなことをしてみたいですか。
相沢梨紗 でんぱ組.incはアイドルだし、ライブとか出来たらいいなって思いますね。

ライブでリボンを使ってみたり、小道具を使うことが多いんですね。タオルを使ったり、昔は本を持っていたり。メガネを使ったり。そういう中で、競技で使うものを使ったダンスができたら面白いなと思いました。

―――ジャカルタで迷子になった時、Wi-Fiがあって助かったという話もありましたね。
相沢梨紗 インドネシアのショッピングモールはテーマパークのように広くて、はぐれて迷子になっちゃって。その時にスマートフォンをWi-Fiにつなげて色々検索をして、ほとんどの方は英語が通じるんですけど、たまたま通じなかったんですよ。案内のお姉さんがインドネシア語しか通じなくて、「これはマイッタぞ!」と。

ネットで検索をして、インドネシア語と英語で「入口に行きたい!」って。

案内のお姉さんとのやり取りで、らちがあかないときに、インドネシアの方が「May I help you?」って声をかけて下さって。「このひと英語できるかも!」って。

英語の方が翻訳しやすいので、色々検索をして見てもらって、「あぁーうん、うん」って。すごく良い方で、「インドネシアに住んでいる日本人の友達がいるから、その人に通訳してもらうから電話に出て!」って言われて、お話をして、「実は、今迷子で」ということ伝えたら、インドネシア語でお友達に伝えてくださって。「じゃぁこっちだよ!」って連れて行ってもらえて、帰れましたぁ。

インターネットで検索できていなかったら、私は帰れていないです。「本当にスマートフォンとWi-Fiを持ってて良かったぁー」って思いました(笑)。

―――Wi-Fiがないと、今ごろでんぱ組.incのメンバーではないと(笑)。
相沢梨紗 帰れてなくて、たぶん今、住んでいましたね。現地で強く(笑)。

 

海外行ったときに、言葉が分からなかったり、道が分からないときに、何が一番必要かって。Wi-Fiを持ってインターネットが使えると、何でも出来ちゃうので、ほんとうに助かりますね。

台湾に行ったときも、時間があるときにいろいろ調べて、メンバーだけで回ったりするので、あると安心ですね。

提携でつながりとコミュニケーションを

―――今後りさちーがやってみたいことはなんですか。
相沢梨紗 でんぱ組.incとしては、ワンマンで海外ライブがやれたのは台湾以外でなくて、以前に行った時は、イベントのツアーで回らせて頂いていたんです。ワンマンライブで待ってくれている方の前でライブがしたいというのがすごくあるので、海外に関われるお仕事があればいいなと思います。

日本でもたくさんライブをさせて頂いているんですけど、離れている所でも、でんぱ組.incのことを応援してくれている方がたくさんいて。ツアーでイタリアを歩いてたら、「あなたのInstagram見たわよ!」って海外の方に声を掛けられて、「私のInstagram見ているんですか!」「えーー!」って。

「日本に住んでるの?」って聞いたら、「いや、こっちの方で」という話をされていて、イタリアに初めて来たのにインターネットでつながっているんだなって。すごく離れているので、グッズも買えない、ライブも観れない、CDを買うのもすごい難しくて大変だと思うんですけど、そういう方が応援してくれているのは嬉しいなって。

ひとりでも応援してくれている方がいたら会いに行きたいなって思います。

―――最後に、ファンとWi-Bizメルマガの読者の方へメッセージを。
相沢梨紗 これをきっかけに親子でWi-Fiを楽しみながら、もしかしたらでんぱ組.incのライブにも来てもらったりして。

お互いの情報を分け合うじゃないですけど、お父さんが知ってることって、私たちが知らないことがたくさんあるので、それを教えてもらいつつ、若い子たちは若い子なりに新しいことをたくさん知っていると思うので、それをお父さんに伝えて、お互いに最強になれるんじゃないかなって、すごく思いました。

私も、お父さんがそういうのをチェックしていると思って、「今回、提携をやるんだっ」て言ったら、「えぇーー」って感じだったので、親子との会話につなげられたらなと思いました。

―――これをきっかけに親子の話すきっかけになればと…
相沢梨紗 話すきっかけってあるだけで全然違うし、プラス良い思い出とか、良い関係とかがあると、もっとそのもの自体を好きになれると思います。

でんぱ組.incがきっかけで、楽しい面白いという気持ちプラスWi-Fiも好きになってもらえたらと思いますので、頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

相沢 梨紗(あいざわ りさ)
出 身:大阪府
誕生日:8月2日
担当色:白
キャッチフレーズ:2.5次元伝説!


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