年頭挨拶
新年あけましておめでとうございます

無線LANビジネス推進連絡会 会長 小林忠男

昨年は会員及び関係機関の皆様のご協力により、無線LANビジネスの拡大・推進に向け業界の代表として連絡会の活動を進めることができました。また、日本における無線LANビジネスの歴史と今後の市場の発展の方向性をまとめた「Wi-Fiのすべて 無線LAN白書2018」を年末に発行することができましたことに厚く御礼申し上げます。

本年も、皆様とともに、無線LANビジネスの拡大に向け精一杯取り組みたいと思いますので、無線LANビジネス推進連絡会をどうぞ宜しくお願いいたします。

これから到来するAI、IoT時代はほとんどすべての端末、デバイスがワイヤレスでネットワーク、クラウドにつながることになります。そのために、Wi-Fiはなくてはならない情報インフラであり、今年から商用化に向けた取り組みが本格化する5Gとともにその役割はますます高まっていくと考えられます。

このWi-Fiをベースとしたビジネスの発展に向けては、Wi-Fiの重要性と比例して業界として取り組まなければならない課題もますます増えつつあります。

例えば、Wi-Fiスポットの充実・拡大に向けては、顕在化してきている品質低下や接続手続きの改善、セキュリティの強化等が必要です。Wi-Fi、5Gと光の融合に向けては、増加するWi-Fi需要に向け周波数の拡大が必要となります。さらにIoTへの展開に向けては、802.11ahの早期実現に向け規格の整備を促進する必要があります。

他にも様々な課題がありますが、お客様により安心で快適なサービスを提供し、Wi-Fiビジネスを拡大するため、無線LANビジネス推進連絡会としても、会員の皆様と力を合わせて精力的に取り組んでいきたいと思います。

今年も引き続き、皆様からの変らぬご支援・ご協力を宜しくお願いいたします。


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