委員会報告
00000JAPANのガイドライン改定の検討を進める

企画・運用委員会 委員長 杉野 文則

企画・運用委員会は、災害時における統一SSID「00000JAPAN」の普及に向けて活動しています。
10月13日に、第三回委員会が開催されましたので、報告いたします。

委員会参加メンバー企業・団体

第三回 企画・運用委員会には、次の各社が参加しました。
エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム、NTTドコモ、KDDI、シャープ、JR東日本メカトロニクス、ソフトバンク、フルノシステムズ、ビーマップ

00000JAPANの認定事業者について

ガイドライン第4.0版の開示において、機器・装置提供事業者の株式会社フルノシステムズ、富士通株式会社、株式会社ビーマップの3社と、自営無線LANの無料開放で、戸田市、東京大学の2団体より、認定の依頼がありました。
委員会で審議を行った結果、異議なしで事業者として認定することとなり、小林会長へ報告することとなりました。
小林会長の最終承認を頂いた後、認定証を発行すると、事務局より報告がありました。

00000JAPANのガイドライン改定について

前回の委員会で意見のあった、キャリアとベンダーの申請を区別して実施すること、無線LANアクセスポイント上で提供されるフリーWi-Fi、キャリアWi-Fi等、他サービスとの区別など、通信事業者・機器ベンダーからの意見が提出されました。
審議の上、各社から出た意見をもとに提案元の各社が修正案を作成し、次回の委員会で審議することについて合意しています。

災害時における無線LANアクセスポイントの貸与について

現在、災害時における00000JAPANの提供については、通信会社各社が避難所へ無線LANアクセスポイントを持ち込んで提供する方式をとっていますが、有事の際、すみやかな提供ができるよう、事前に地方自治体へ貸出を行った上で、有事の際は通電するだけで00000JAPANを利用可能とする運用について審議されました。
各社からの意見を審議した結果、総務省、ならびに特別会員の地方自治体へヒヤリングを行い、施策の有効性などを確認することとなりました。

00000JAPANの啓蒙活動・セミナー開催について

本件は運用会を通して、各委員会と調整して、今後具体的に進めます。

00000JAPANの商標登録について

特許庁側で審議中であることを確認しました。

以上がご報告となります。
引き続き、00000JAPANのガイドライン改定を進め、皆様にご参画頂けるよう、委員会活動を推進していきます。
皆様のご協力よろしくお願い申し上げます。


目次へ

■Wi-Biz通信(メールマガジン)の登録はこちら