委員会活動報告 技術・調査委員会
「無線LANのDFSにおける周波数有効利用」調査・検討会などを報告、論議

技術・調査委員会  委員長 吉田英邦

8月30日、第2回技術・調査委員会を東陽テクニカ様の会議室をお借りして開催しましたのでその活動内容を報告します。

①「第 5回 5GHz帯無線LAN国際標準化対応作業班」状況報告

8月3日に開催されました標記の作業班の情報共有を行いました。
この作業班では、7月に開催されたアジア太平洋各国の電気通信関連標準化部門が集うAPG19-2会合での日本寄書の反映状況、他国のヒアリング状況等について共有され、その内容について本委員会にて報告されました。

②調査検討会報告 「第1回無線LANのDFSにおける周波数有効利用の技術的条件に関する調査検討会」状況報告

8月4日に開催された標記の調査検討会の状況について報告がありました。
この調査検討会は昨年度から開催されており、新たな気象用MPレーダ(固体素子レーダ)の導入にあたり無線LAN APのDFS動作について調査検討を行う検討会です。

昨年度の調査検討会の結果として、APがDFS動作するためのMPレーダのパルス信号について、受信レベルは問題はないこと、パルスパターン(パルス幅、繰り返し周波数等)によってはDFS動作に影響がでることが判明しており、今年度はそのパルスパターン等の精査を実施することが報告されました。

技術・調査委員会としてはMPレーダのパルスを既存の無線LAN APが受信し動作が可能なものとするよう意見・要望していくことで意識を合わせました。

③2.4GHz帯混雑時の状況調査及び指針検討

2.4GHz帯混雑の状況調査に向けて委員でもある東陽テクニカ様より以下の2製品のご紹介をいただきました。

  • iBwave: 無線LAN構築支援ツール
  • SPIRENT Landslide:モバイルコアノードテスタ&アクティブモニタ

今回ターゲットとしている混雑状況の調査用としてはややオーバースペックなところがあり採用は難しいところですが、会員の皆様へ良いアピールとなったと思います。

④次回委員会の予定

  • 委員会内勉強会

802.11axの標準化動向について、Wi-Fi Alliance 9月会合の状況等を9月下旬の次回委員会にてNTT研究所からWi-Fi Allianceに出席している講師を招き小規模な勉強会を開催する予定との報告がありました。

  • 製品紹介

富士通様による災害対策応用ソリューションをご紹介していただく予定です。

引き続き、委員の皆様にとって有意義な技術情報、調査検討を行うよう委員会活動を活発にしてきたいと思っております。皆様のご協力もよろしくお願い致します。


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