技術情報
この秋、期待が高まるARkit

技術・調査委員会 松村直哉

先月号のメルマガでARの代表格であるマイクロソフトのHolorensの紹介をしました。目の前に飛行機のコックピットが映し出されリアルな操縦体験ができる優れものでした。ただ、価格が30万円と一般に普及するにはもう少し時間がかかるのではと思われます。そこで、廉価で普及が期待できるARを探してみました。

地図上でベクトル表示

Appleファンの方は既にご存知と思いますが、iOS11で提供される「ARkit」です。開発者向けにSDKが提供されており、既にデモアプリが開発、紹介されています。

その一つが「地図AR」。以下のサイトに詳細が紹介されています。地図アプリを使った時、現在地点はGPS情報で正確にわかるのですが、自分がどちらの方向に向かっているのか?迷うことはないでしょうか?こんな時、ARkitを使ったアプリだとスマホを向けた方向のビルの名称が画面に「○△□ビル」と表示されたり、行きたいルートが道の上に示されたりと行きたい方向が一目でわかってしまうというものです。
http://gigazine.net/news/20170724-apple-ios11-arkit-demo/

その他、テーブルの上のからのお皿に好みのケーキをのせるなど、アイディア次第で様々なARアプリを開発することができます。
http://jp.techcrunch.com/2017/08/30/20170829a-preview-of-the-first-wave-of-ar-apps-coming-to-iphones/

ARの物体がリアルと一体に

このARkitが面白いのはカメラのオートフォーカス機能を使ってカメラの被写体との距離を認識し、ARで創り出された物体があたかも道路やテーブル、お皿などと一体になったように見えることかと思います。

そこでふと思ったのが電波……。よく電波が見えるSEが構築したとか、電波が見える構築の達人がいる、とか話を聞きますがアクセスポイントに内蔵されたセンサーや数か所のデータさらにAI(ARではないです)を活用し、最終的にARを使うことで電波の見える化ができるのではと思いました。

AIでもARでもなくPPTを使ったマニュアル?で、こんな感じでという写真を作ってみました。これが入り組んだ部屋や仕切りの多い事務所などでARkitを使って見える化できるとWi-Fiの設置が誰でも簡単にできるようになるのではと思います。


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