イベント報告
春日井市総合防災訓練に参加、「00000JAPAN」の普及活動

企画・運用委員会副委員長 武井 則彦

8月20日(日)、愛知県・春日井市総合防災訓練が開催され、無線LANビジネス推進連絡会も参加し、災害用統一SSID「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」の体験コーナーの設置、動画による紹介とパネル展示を行って、「00000JAPAN」の普及啓蒙活動を行いました。

「00000JAPAN」を実際に体験

今回の訓練は、大規模災害発生時における迅速かつ的確な応急活動のための協力体制の確立や、地域の連携を活かした防災力の強化を図るとともに、防災意識の高揚を図ることを目的としたものであり、訓練参加機関は83機関に上り、春日井市朝宮町の朝宮公園およびイオン春日井店を会場に開催されました。
無線LANビジネス推進連絡会は朝宮公園の啓発ブース内にテントを設置して、訓練に参加しました。

 

KDDI、ソフトバンクに協力していただき、現地前泊で、当日早朝からの機材搬入、配置、セットアップなどを行って、7時からの訓練開始に備えました。

「00000JAPAN」体験コーナーでは、KDDIおよびソフトバンクの2台のAPから災害用統一SSID「00000JAPAN」を送波して、大勢の方々に当コーナーを訪れていただき「00000JAPAN」を実際に体験していただくことができました。

また、TVモニターでは「00000JAPAN」の動画を放送して、新しく作成した4枚のパネルとともに、「00000JAPAN」の認知度向上、普及啓蒙活動を行いました。

継続的な啓蒙活動の必要を実感

私がWi-Bizとして自治体の防災訓練に参加したのは今回で2度目となりますが、特に愛知県は南海トラフ地震への備えとしてかなり本格的に準備を進めている自治体の1つだと思います。それくらい強い力の入れようを感じました。
通り一遍の訓練や展示ではなく、関係者含め一般参加者の皆様が気づきを得られるような催し物で溢れており、本当に参加意義のある訓練だったのではないかと実感しました。
実際の訓練車両や消火訓練、ヘリコプターによる救助実演など災害時に実際に起こりうる現場を目の当たりにすることができ、一個人としても身の引き締まる思いでした。

そのような中で00000JAPANへの関心も年々高くなり、今年もブースへの訪問も期待していた以上にあり、より多くの人々に認識していただくことができました。

いつ起こるかわからない災害への対策は一朝一夕でできるものではありませんので、このようなイベントを介して継続的に啓蒙活動していく必要性を改めて感じた訓練でした。
今後も企画・運用委員会ではさまざまな機会を活用しながら全国民に00000JAPANを普及していく活動をしてまいります。

当日の天候は穏やかな晴れで、大きな問題もなく訓練は無事に終了いたしました。


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